ことりちゃんちに行った時、ことりちゃんとkenちゃん母と「平櫛田中館」に行きました。
彫刻家・平櫛田中についてほとんど知らなかったので、日記に書く時も少し調べて見たよ(⌒▽⌒ゞ 調べたいものがあったら、とりあえず検索すればたいていのコトはわかってしまうなんて、ほんと便利な世の中になったよね。
昔だったら図書館に行ったり本屋さんに行ったりしなきゃ入手できないような情報も、おおまかなことだったら家にいながらにして解決してしまう(* ̄∇ ̄*)
あ、話しがそれてしまった。
「平櫛田中館」は、平櫛田中翁の終焉(しゅうえん)の館を保存するとともに、一般公開するため、昭和59年10月に開館。平成6年2月には貴重な木彫作品を保存するために、不燃の建物を増築、展示館として開館した。
とのことです。
平櫛田中→どっちも名字みたいだね。と話していたのですが、あちこちから集めた情報によると
「本姓田中。平櫛家の養子となり「平櫛田中」と名のる。」
ということがわかり、やっぱりどっちも名字なんだ(≧▽≦)と思いました。
(ほんとの名前は「倬太郎(たくたろう)」とのこと。)
代表作は二メートルを越す大作である「鏡獅子」や「五浦釣人」、「尋牛」 など。
作品もさることながら、私が一番「ほほぅ(〃∇〃)」と思ったことは、
「六十、七十ははなたれ小僧 男ざかりは百から百から」
という言葉です。
私は常々「人生は30代からだね」と思ってましたが、全然足元にもおよびません(笑)
しかも百歳の時に20年30年後のことまで考えて彫刻用の巨木を購入していたとなると、もう「あっぱれ(≧▽≦)」としかいいようがありませんでした。
そういう人がこれを作ったんだなぁと思いながら作品を見終わると、次にはアトリエや実際に生活していた住まいも見学することができます。
今回、《夏季展示(9月6日まで)》ということで、棟方志功の「二菩薩釈迦十大弟子」という作品も展示されていました。
“平櫛田中が文化勲章を受賞した昭和37年に、志功本人から贈られたものである”
とのことでしたが、「どんな繋がりがあるんだろうね?」と話していたら、館の方にまさにその質問をしている初老の方がいたので、聞き耳を立てたのだけど、具体的にはわからないそうです。
ネットでも調べてみたけど、今のところそれらしき情報は見つけられませんでした(⌒▽⌒ゞ
調べてるうちに脱線して、木の不思議な力について書かれているサイトを見つけました。
木彫の巨匠と長寿の関係に関心を持たれていた方の文章なのですが、読んでみると「なるほどw(゚o゚)w」という感じでした。
関係ないけど、この前箱根&熱海に行った時、泊まった旅館で、ことりちゃんの旦那さんのkenちゃんが「海もいいけど、やっぱ木がないとね。ここは木がたくさんあるからいいよ」と言ったのを思い出しました。
ことりちゃんもkenちゃんも、木に囲まれて生活してるから、長生きするかもだね。
私には全く縁がないよ…(;^_^A
ちなみに、平櫛田中館で、先程書いた「彫刻用に買っておいたの巨木」も見ることができます。
最初見た時、「うわっ?!なにこの大きな木(・o・)」と思いましたが、話しを聞いてからもう一度見ると「あ〜、こんなに大きな木を買っておく程、創作意欲がまだまだあったのかぁ」と、もっと長生きして思う存分作品を作れたらよかったのになぁという惜しい気持ちになりました。
亡くなったのは百七(八?)歳なので長生きではあったのですが…(〃∇〃)