甲状腺の腫瘍(がん含む)摘出手術をしてから1年が経ちました

Tumisu / Pixabay

なんかもうずいぶん前のような気がします。
1年どころか、数年前くらいに感じるよー

伊織

術後の状態は、ほんともう人それぞれですが、私の場合は術後それほど体調を崩すこともなく、ひと月後くらいには遠出したりしてました。
大阪とかね(≧艸≦)

次回の通院は11月。今のところ特に問題はありません。

ただ、飲み物を飲む時に、
「とろみがついていないと飲めなかったなぁ」とか、
「上向けないからいちいちストロー使って飲んでたなぁ」とか、
「一度咳が出ると大変だったなぁ」とか、
不便だったことがふと浮かんできます。

この暑さが思い出させるのかな?(〃゚艸゚)

縫った痕はほとんどわからないくらいになりましたが、あと半年くらいは紫外線から守るようハイネックで過ごします。

この前も病院で確認してみたところ
「縫った部分はどうしても皮膚が弱く(薄く?)なっているので、色素沈着しやすいです。今年いっぱいくらいは紫外線対策した方がいいと思います」
とのことでした。

期間が長いのは、多分私の年齢的なものもあるのかも(*´゜艸゜)∴
加齢とともに傷は治りにくくなりますね。

ハイネックの代わりに、アトファインでもいいのかな?
一応UV効果もあるみたいだし。
まだ一箱まるっと残っています。
↓私が使用しているサイズ50mm×114mm

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↑縦は余裕なのですが、横幅がギリギリ。

お高いですが、一度貼ると1週間はもちます。
シャワー程度でしたらそのまま毎日あびても、こすったりしなければ大丈夫でした。

剥がれてきた時が交換時です。
その前に無理にはがそうとすると痛い上に、剥がした後もヒリヒリします。

最初、1年間は貼るつもりでいましたが、途中から肌が赤くなったり痒くなったりするようになったので貼らなくなってしまいました。
(それでも半年間ぐらいは貼っていました)

もちろん、自分の判断ではなく、医師の判断をあおぎました。

傷跡がケロイド状になることを防ぐために(皮膚があまり動かないように)貼る…という意味では、もう大丈夫なところまできていたようです。
(なんともないのであれば、長く貼っていて悪いことはないけれど)

あとは、紫外線からいかに守るか。
まぁ、これも自分が気にしなければ別にどうということもないのですが…(^^ゞ

手術前は「別に傷跡が残っても全然かまわない(・∀・)」くらいに思っていましたが、せっかくキレイに縫ってもらったのだから、自分でもなるべく跡が残らない努力をしたいなと思いました。

私が最近よく見ているユーチューバーさんが、甲状腺の手術(細かいところまではわかりませんが)をしたとのことでしたが、術後、だいぶ調子が悪かったそうです。

甲状腺の働きが弱まるということは、命にかかわる程ではないとしても、ホルモンバランスが崩れたり、元気がなくなったり、心身ともに影響を受けやすくなってしまいます。

以下、私が通院している病院ではない病院も含め、わかりやすく書かれているものを引用させていただきます

伊織

甲状腺ホルモンの分泌による体への影響

ホルモンの分泌が多いとイライラしたり、汗かき、動悸、手が震えるなどの症状が出ます(甲状腺機能亢進症;バセドウ病)。逆にホルモンの分泌が少ないと疲れやすい、むくみ、皮膚がカサカサなどの症状が出ます(甲状腺機能亢進症;橋本病)。

引用元:甲状腺腫瘍(こうじょうせんしゅよう)/北斗病院

甲状腺ホルモンの分泌は多過ぎても少な過ぎても、体に影響を及ぼすようです。

病院では「甲状腺の働きが弱まると元気がなくなります」と、ざっくり説明されました(〃゚艸゚)

私の症状

腺腫様甲状腺腫

■腺腫様甲状腺腫
腺腫様甲状腺腫は、甲状腺の細胞が増殖(過形成といいます)して、しこり状に発達しているものです。しこりが1個もしくはごく少数の場合には、腺腫様結節と呼ぶこともあります。ただ、濾胞腺腫と腺腫様甲状腺腫の二つのしこりを鑑別することは、かなり困難です。この病気は本来良性ですが、時には一部にがんが含まれていることがあります。したがって、きちんと鑑別診断を受けることが大切です。

引用元:「甲状腺腫瘍/伊藤病院」

以前にも書きましたが、私の場合は
『切った腫瘍を詳しく調べてみたら悪性の部分(甲状腺乳頭がん)もありました』
というケースでした。

参考

甲状腺の手術のこととか経過とか旧おきらく雑記帳

きら

検査の時点で良性だったのに、どうして手術することにしたの?
腫瘍が大きかったからです。卵くらいあったから10cm弱は切ったかな?
右半分とりました。

伊織

甲状腺乳頭がん

■甲状腺乳頭がん
甲状腺がんの中ではもっとも多いタイプで、95%を占めます。乳頭という名前ですが、胸にある乳腺とはまったく関係がありません。このがん組織を顕微鏡で観察すると、がん細胞が「乳頭」のような形をつくっているので、この名前がつけられています。

ゆっくりと発育し、体にできるあらゆるがんの中で最も性格がおとなしいがんの1つです。しかし、首のリンパ節への転移は多く、まれに肺や骨へ転移することがあります。治療は基本的に手術となります。

甲状腺の片側半分を切除する手術では全身麻酔で2時間程度、約8日間の入院です。一時的に声がかれることがありますが、多くの場合、徐々に回復します。当院では毎年30名から40名の方々の手術をおこなっています。

甲状腺全摘術(すべて摘出)、あるいはそれに準ずる亜全摘術(ごく一部だけ残して摘出)の場合は、手術のあと甲状腺ホルモン剤の内服が必要です。手術合併症については、反回神経麻痺によるかすれ声、大声や高い声を出しにくい、指先がしびれる(低カルシウム血症)、出血(まれなケース)などが考えられますが、十分に注意して手術をおこないます。

なお、手術後は定期的に通っていただき、血液検査、超音波検査、CT検査などが必要です。

引用元:甲状腺腫瘍(こうじょうせんしゅよう)/北斗病院

大きかっただけで、特に痛みもないしほっといてもいいかな?とも思いましたが、
今後どんどん大きくなる可能性もあるし、ならないかもしれない
と。

大きくならないかもしれないけれど、
万が一大きくなってしまった場合、私の年齢的に手術が厳しくなってくる
となったら、決心せざるを得ませんでした。

結果的には、手術してよかったです

伊織

ちなみに、手術後1ヶ月目、さらに2ヶ月目、さらに3ヶ月目と通院しています。
次回は6ヶ月後。

一時期、「甲状腺の働きが低下している」という診断を受けましたが、その後またもちなおしています。

今後も時々経過を書いていく予定です。